女性が痩せたい理由は?男性とは違う“痩せ願望”

痩せたいという気持ち、誰もが一度は思うものではないでしょうか。


普段は全くダイエットに興味がなかったとしても、何かのきっかけがあれば、急にダイエットしたくなるケースがあります。

また、普段からお腹が気になったり、太ももが気になったりして、日々ダイエットを考えているというケースもあります。

女性がや痩せたい、ダイエットしたいと思う理由とは?

このダイエットしたいという理由は、人それぞれ様々です。
そして、男性と女性でも、その理由は違うものになっています。

今回は、この女性が痩せたいという理由、その根本となる痩せ願望について解説します。

痩せたい理由は男性とは違う!女性の痩せ願望
痩せたいという理由は、人それぞれです。

内容は10人いれば10人とも違うかもしれません。

この痩せたいという理由、実は男性と女性とでは傾向が違います。
これには理由があります。

男性と女性の痩せたいと思う先の願望について、それぞれの特徴を説明します。

男性の痩せたい願望

男性が痩せた自分を想像した姿は、おそらくほとんどの方が引き締まって筋肉質な状態になった姿をイメージするのではないでしょうか。
男性は本能的に、筋肉がつき動けやすい・運動しやすい細い体を理想にしようとします。
また健康面で、今より健康になりたいために痩せたいという人も多くいます。
このように、男性の渾身願望の特徴には、ポジティブな要因があげられます。

一方で、自分の体型への不満や対人関係の不満解消のために痩せたいという思いを抱く男性も増えてきています。

この男性の渾身願望の広がりは、男性向けのエステが増えてきたことや男性向けのダイエット本が増えてきたことが象徴しています。

身体の見た目や体重の数値をたんに落としていくという痩せ願望は、本来は女性特有のものだったのですが、現代人については、男性にもそのような願望を持つ人が増えてきているといえます。

ただ、男性の痩せ願望の根本部分には、多くの女性にモテたいという本能的な要因があります。
そのため、力強い男性のシンボルである筋肉を、アピールポイントとできるような理想像にしたてあげようとするのです。

女性の痩せ願望には、3つの大きなポイントがあります

  • 自分自身の模範像への同一化
  • 女性コミュニティ参加権の獲得
  • 自己実現の達成

これらは男性的な思考ではイメージしづらいものかもしれません。
これらのポイントをそれぞれ解説します。

1.自分自身の模範像への同一化

女性は自分の痩せたい姿の模範像を作ります。
その模範像がファッションモデルであったり、アイドルであったりするのです。

顔は整形しないと変えることはできませんので、それ以外のパーツを痩せて近づけたいというのが願望の一つなのです。

2.自己実現の達成

女性の渾身願望の一つには、目の前の衣類を着たいという自己実現を達成させるというものがあります。
女性用の衣類は、標準よりやや細めの状態で似合うように作られているもの多くあります。

そのため、現実的にそのサイズから外れてしまうと、あまりおしゃれ性の高い衣類がなくなってしまうのです。
また、大きめのサイズを取り扱うメーカー・ブランドが少なく、料金も高くなってしまうことがあげられます。

3.女性コミュニティ参加権の獲得

男性社会では意識することはないかもしれませんが、女性コミュニティは男性とは違う側面があります。
例えば、細い人は細い人同士、太めの人は太めの人同士でコミュニティを形成するのです。

細い人のコミュニティに太めの人が入ることも可能ですが、まず話が合わない状態に陥ります。
そのため、自分の所属したいコミュニティに参加できる権利としての懇親を願望する特徴があります。

痩せたい女性へ!おしゃれな自分に向かって

女性が痩せたいと思う理由の一つにおしゃれがしたいからというものがあります。

痩せなくてもおしゃれはできるように思いますが、痩せて細い体でなかったら、おしゃれな服が似合わないと思ってしまうのです。

また、そのような理屈でなく、実際に痩せなければ着こなせない洋服も多くあります。
そもそも、お店で販売している服が、痩せている人が着ることが前提で作られている商品が多いからです。

実際、30年ほど前のLサイズと現在のLサイズを比較しても、今のサイズは明らかに細めに作られていたりしています。
これは、ファッション雑誌などの影響も大きいことだといえます。

このようなおしゃれなファッションを取り入れるためにも、痩せたいという思いを強く持つのです。

痩せたい理由がない痩せ願望

女性の中には痩せたいという明確な理由がないのに痩せた自分を望む人がいます。
例えば、『痩せて美人になりたい』とか『痩せてキレイになりたい』という言葉。
よく耳にすることはないでしょうか。

この理由なく痩せたいというのは、良くない発想です。

そもそも、痩せると美人になるのでしょうか、またキレイになるのでしょうか。

これが危ない思い込みなのです。

痩せればキレイになるという願望は、痩せてもずっと思いこんでしまいます。
“痩せるということ”に焦点があてられるため、もっと痩せたい、もっと痩せたいというように、標準体型より細くなっても追い求めてしまうのです。

果たして、そのようなガリガリになってしまった体は美しいでしょうか。

痩せ=キレイでは決してありません。
痩せたい理由がない痩せ願望はなくすようにしましょう。

女性が痩せたい部位とは?

男性が身体を鍛えて筋肉をつけたいのと同じように、女性は自分の中で気になる部分をダイエットしたいと考えるものです。
部分痩せについては、いろいろな情報誌などでもテーマに上げられたりします。

それくらい注目度は高いといえます。

よく痩せたい部位としてテーマにあがるのは

  • 太もも
  • ふくらはぎ
  • おしり 
  • おなか
  • ウエストのくびれ

このような下半身の部位が多いのが特徴です。
男性に比べ、女性はお腹から下の部位が特に気になるようです。

おしり、太もも、ふくらはぎといった部位は、ズボンやスカートでも目につきやすい部位です。
そのため、部分痩せしたい部位にあがりやすいのです。

それでは、女性が痩せたいそれぞれの部位の特徴を見てみましょう。

太もも
太ももへの悩みを抱えている人は多くいます。
なんといっても痩せにくい部位だからです。
その一方で、太りだすとすぐにぜい肉がついてしまう部位でもあるのです。

ジーンズなど、ちょっと気を抜けばすぐにキツくなるので、直感的にも痩せたいと感じやすい部位なのです。

ふくらはぎ
ふくらはぎは、むくみやすい部位です。
そのため、むくみが出ると見た目にも太く見えてしまい、気になる部位になるのです。
よくむくみのでる方の場合、むくみ対策を行うことで、見た目を細くすることは可能です。

おしり
おしりも部分痩せしたい方の多い部位の一つです。
おしり全体のぜい肉を減らしたいという方がおられる一方、ヒップアップしたいという方も多くいます。
注目度が高いだけに、おしりに特化したエクササイズも多くあります。

おなか
おなかの部分痩せは、男女共通の悩みではないでしょうか。
おなかは出てくると、衣類の下に隠れていたとしても主張してきます。
洋服のシルエットもおなかのお陰で崩れてしまいます。
おしゃれを意識するうえでも、注目される部位となります。

ウエストのくびれ
ウエストのくびれは、女性の理想として作り上げたい部分でしょう。
モデルを見ていても、くっきりとくびれており、理想的な細さの象徴に感じてしまいます。
ぜい肉をとって作り上げたい憧れの部分だといえます。

痩せたい理由は“痩せ願望”の支配から

いかがだったでしょうか。

男性の場合、多くの女性にモテたいという単純な思想が願望に見え隠れするのに比べ、女性の痩せ願望では、複雑な理由が絡みあっています。

ですが、その願望もうまく制御しないと健康も損なってしまい、本末転倒の結果になってしまいます。
痩せたい理由はそれぞれあるかと思います。

その中で、理由なく痩せた姿を求めるのは危険です。
痩せ願望をしっかりと支配し、本来のキレイな姿を目指しましょう。

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